宮沢賢治『虔十公園林』~ひねもす朗読会~
深川そら庵で行われた「ひねもす朗読会」に参加してきました。
今年最後の朗読会です。
今日の作品は宮澤賢治「虔十公園林(けんじゅうこうえんりん)」。。
私の好きな賢治の作品のひとつです。
「虔十公園林」を知らない・・という人が結構多いので・・
どんなお話か聴いて頂きたくて、先ほど急遽録音もしてみましたが・・・
やはりライブでやるほうが情景の思いつくままに読めるので・・気持ちがいい。。自宅録音の技術では、台詞の部分の声の大きさを抑えたりしないとならないので、難しいのです![]()
「虔十公園林」 宮澤賢治
虔十はいつも縄の帯をしめてわらって杜の中や畑の間をゆっくりあるいているのでした。
雨の中の青い藪を見てはよろこんで目をパチパチさせ青ぞらをどこまでも翔けて行く鷹を見付けてははねあがって手をたたいてみんなに知らせました。
けれどもあんまり子供らが虔十をばかにして笑うものですから虔十はだんだん笑わないふりをするようになりました。
風がどうと吹いてぶなの葉がチラチラ光るときなどは虔十はもううれしくてうれしくてひとりでに笑えて仕方ないのを、無理やり大きく口をあき、はあはあ息だけついてごまかしながらいつまでもいつまでもそのぶなの木を見上げて立っているのでした。
時にはその大きくあいた口の横わきをさも痒いようなふりをして指でこすりながらはあはあ息だけで笑いました。
続きはこちらで・・・「青空文庫」
虔十は少し足らないところがあるけれど、自然を愛する美しいこころを持っています。
そんな虔十を見守る家族愛を感じることもできる、こころがあたたまる作品です。
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虔十公園林 (ガラス絵の宮沢賢治 (2)) 著者:宮沢 賢治 |
朗読会が終わり外に出ると・・・
隅田川が昼間とはまったく違う光景に。。
美しく変身していた隅田川に向かって「ひねもす朗読会」のメンバーと一声叫んできました。気持ち良かった~![]()
朗読をこよなく愛する「ひねもす朗読会」のメンバーと過ごした一日。。
たくさんの刺激を受けることができました。
次回は2月・・。
今から何を読もうか・・とても楽しみです♪
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