葉っぱのフレディ(完)
次の朝は雪でした。初雪です。
やわらかで真っ白で静かな雪は じんと冷たく身にしみました。
その日は一日中どんよりしたくもり空でした。
日は早く暮れました。
フレディは自分が色あせて枯れてきたように思いました。
冷たい雪が重く感じられます。
明け方フレディは迎えに来た風にのって枝をはなれました。
痛くもなく こわくもありませんでした。
フレディは 空中に舞って それからそっと地面におりていきました。
そのときはじめてフレディは 木の全体の姿を見ました。
なんてがっしりした たくましい木なのでしょう。
これならいつまでも生きつづけるにちがいありません。
フレディはダニエルから聞いた「いのち」ということばを思い出しました。
「いのち」というのは永遠に生きているのだ ということでした。
「葉っぱのフレディ〜いのちの旅〜」(童話屋)
レオ・バスカーリア作 みらいなな訳
音楽は秋山裕和さんよりお借りしています
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